深夜図書

不定期に23:30更新しています。独断と偏見、ネタバレ必至ですので、お気をつけ下さいまし。なお、ブログ内の人物名は敬称略となっております。

三島由紀夫

仮面の告白/三島由紀夫~人間ならぬ奇妙に悲しい生物の告白~

≪内容≫ 「私は無益で精巧な一個の逆説だ。この小説はその生理学的証明である」と作者・三島由紀夫は言っている。女性に対して不能であることを発見した青年は、幼年時代からの自分の姿を丹念に追求し、“否定に呪われたナルシシズム"を読者の前にさらけだす。…

禁色/三島由紀夫~芸術とは、表現とは、美とは、何か。~

≪内容≫ 女を愛することの出来ない同性愛者の美青年を操ることによって、かつて自分を拒んだ女たちに復讐を試みる老作家の悲惨な最期。 岡本太郎→バタイユ→三島由紀夫という典型的な流れになっています。 岡本太郎やバタイユを知る前に三島由紀夫の「春の雪―…