2018-08-01から1ヶ月間の記事一覧
≪内容≫ ハック・フィンにとって大切なもの―勇気、冒険、そして、自由。窮屈な生活から抜け出すために、ハックは黒人ジムを相棒に、ミシシッピ川を下る逃亡計画をはかる。途中で出会う人人は、人種も生活も考えもバラバラ。何度も危険にさらされながら、他人…
≪内容≫ ニューヨーク。失恋したエリザベスは、彼の家の向かいにあるカフェに出入りするようになる。毎晩ブルーベリー・パイを残しておいてくれるカフェのオーナー、ジェレミー。彼と交わす会話に、心が慰められるエリザベスだったが、二人の距離が縮まったか…
≪内容≫ 冬の間閉鎖されるホテルに、作家志望のジャック一家が管理人としてやってきた。そのホテルでは過去に、管理人が家族を惨殺するという事件が起こっていたのだが…。 ジャック・ニコルソンの顔が怖い!! すごい綺麗な歯並びですよね。天然ものかな。 こ…
≪内容≫ 舞台は1630年代、ニューイングランドの不毛の荒れ地。暗い森のそばのへんぴな土地の一角に移り住んだ農夫とその家族が、不可解でおぞましい現象に見舞われる。農作物の不作や生まれたばかりの息子が行方不明になるなど不幸が続いた一家は、いつしかそ…
≪内容≫ 19歳のジェイは男と一夜をともにするが、その後、男が豹変。縛り付けられたジェイは「“それ”に殺される前に誰かにうつせ」と命令される。“それ”は人にうつすことができる。“それ”はうつされた者にしか見えない。“それ”はゆっくりと歩いて近づいてく…
よっぽど隣の大学生(女性)に「夜うるさくないですか?」と聞こうと思ったけれど、大家さんからは他の階から苦情はきていないと聞かされていたのでやめておいた。 私は上の階に文句を言いに行かなくて良かった、と思いました。もしかしたら隣の隣の人の音だっ…
死にたい。 でも、辛くて死にたいとか苦しくて死にたいとか、虚無感に苛まれて、とかそういう切実なものじゃなくて、何かポップに死にたくなった。 終戦記念日を前にしてこいつは何を言ってるんだろう、と思う人もいるでしょう。でも、仮死の儀式は7月に無事…
≪内容≫ 春休み、東京から山間の町に引っ越した中学3年生の少年・歩。新しい中学校は、クラスの人数も少なく、来年には統合されてしまうのだ。クラスの中心にいる晃は、花札を使って物事を決め、いつも負けてみんなのコーラを買ってくるのは稔の役割だ。転校…
≪内容≫ グラース家の長男、7歳のシーモア・グラースが、1924年の夏休みにメイン州のキャンプ地・ハプワースに来てから16日目に家族に送った長い手紙を、1965年に弟バディがタイプライターで書き写している、という形式で叙述される書簡体小説。シーモアの、…
≪内容≫ 今でも隠遁生活を続けているアメリカ文学の巨匠サリンジャー。ドイツ人女性との最初の結婚、英国貴族の娘との再婚、隠遁生活をコーニッシュに求めた理由など、多くの謎に包まれた彼の実像をすべて明らかにした娘の回想録。 サリンジャー読んでるとす…