≪内容≫
両親に捨てられ、森の奥深くの“お菓子の家"に迷い込んだヘンゼルとグレーテル。そこに住む魔女に捕えられたふたりは、すきを見て魔女をかまどに突き落として生還する。
15年後、大人になった兄妹は、魔女ハンターとして賞金稼ぎの日々を送っていた。ある日、子供の誘拐が多発する村から事件の解決を依頼され、黒魔女ミュリエルを追うことになるが、魔女は彼らの出生の秘密を握っていた…
大人になったヘンゼルとグレーテル!
幼い日の経験を生かし魔女ハンターになっていた!!!
↑
この設定だけで見たくなる。
ファンタジーなのにほぼ肉弾戦
一応「ヘンゼルとグレーテル」の元ネタとなる物語は、
というのが大雑把な元ネタで、本作は二人が魔女を殺したあと両親には合わずに力を合わせて生き抜いた結果魔女ハンターになっていたというところから始まります。
二人は子供たちが魔女にさらわれている町から依頼を受けてやってきた。
アクションが早すぎて全然スクショできないんですが、とりあえず魔女はこんな感じです。ちなみに、魔女もヘンゼルとグレーテルも全速力で走ったりしてて、魔女はある程度の長さのある木の棒みたいのがないと飛べない感じでした。
そもそもなぜ肉弾戦なのかというと、ヘンゼルとグレーテルには魔法が効かないのです。私はずっとお菓子の家のお菓子で耐性出来たんかな?と思ってたら違ったw
お菓子を食べさせられまくったヘンゼルは糖尿病を発症し、定期的にインスリン注射が必要になっていた。←謎のリアリティw
とはいえ、注射までもかっこいい仕様になってる。
捕まえた魔女から計画を聞き出したヘンゼルとグレーテル。
なんとも中二設定なコメント。ワクワクすっぞ!
しかもその計画に必要なのはグレーテルの心臓でもあったのだ・・・!
なぜならグレーテルは白い魔女の血を引く娘だったのだ・・・。え、あの童話の続きをこんなに面白く展開させるなんて脚本家はすげい。
現代にいる白い魔女はヘンゼルに恋をしている。白い魔女は滅多に魔法を使わないが、黒い魔女と戦うヘンゼルとグレーテルを守るため、魔法を使う。
そしてもう一人。魔女の手下のトロールもグレーテルの危機を救う。
彼らは自分たちが親に捨てられたのではなく、守られた結果森に置き去りにされたこと、そして魔女の血を引いていることを今回の対決で知ることとなった。
黒い魔女のような風貌なら一目瞭然で、火あぶりの刑も一般市民がかけられることなかったのかなぁ、と思う。
なんか本当に色んな設定を上手く使ったなぁと思う作品。
ヘンゼルとグレーテルが魔女を暖炉にぶち込んだのが、魔女=火あぶりの刑を表していたとは今日まで気付かなかったぜ・・・。