深夜図書

書評と映画評が主な雑記ブログ。不定期に23:30更新しています。独断と偏見、ネタバレ必至ですので、お気をつけ下さいまし。なお、ブログ内の人物名は敬称略となっております。

【映画】偉大なる、しゅららぼん~人を操るのは・・・美しくない~

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≪内容≫

 万城目学の同名青春小説を岡田将生と濱田岳主演で映画化。琵琶湖畔の街で代々不思議な力を伝承する一族・日出家の本家に修行にやって来た分家の涼介。ある日、本家跡取りの淡十郎の失恋を発端に、世界を滅ぼしかねない大事件が勃発してしまう。

 

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 これが面白すぎて、万城目学の他の作品が観たくなりました。ホルモーに続いて濱田岳がハマりすぎててこわい・・・w

 

琵琶湖FANTASY

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 城に住む先祖代代特別な力を持った一族・日出家の後継ぎである淡十郎(濱田岳)と、同じく力を持っている御伴・日出涼介(岡田将生)。涼介は修行のために日出家にやってくるが、特別な力を持っているのは日出家だけでなく、これまた先祖代代因縁がある棗家という存在あった。

 

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 お互いライバル視はしているものの力を使える棗に対して、後継ぎながら力を拒否する淡十郎と修行中の身である涼介。

 

 人の心を操作したり、動きを操作したりする能力に対して「美しくない」と淡十郎は感じる。そのために長年両家が争い続けてきた歴史に鑑み能力を拒否していたのだ。

 

 しかし実際は両家の争いのみならず、他の民にも影響を与えていた。

 日出家を城から追い出そうと画策する男に封じ込められてしまう淡十郎の父と棗家の母親。

 残された子供たちは両家の因縁の前に戦うべき相手と直面する。

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 頑なに力を拒否していた淡十郎であったが、自らが拒否することで歴史が変わるわけでもなく、続いている災いの芽を吹かせるきっかけとなってしまった。

 

 若き棗家と日出家の跡継ぎと涼介は、長く続いてきた悲しみの連鎖に立ち向かうべくしゅららぼんを呼ぶこととなる・・・。

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  人の数だけいろんな世界が生まれるよなぁ・・・としみじみ実感するのは森見登美彦作品と万城目学作品です。どちらも京大出身・・・絶対京大ってなんかあるよな・・・とか思ってしまうのでした。