
≪内容≫
映画史に残る名作スリラーの続編。
惨劇の館に灯りがともるとき血塗られた連続殺人の幕が開く!
サイコ1はこちら。
いやー2も面白かった。1の気持ち悪さが受け継ぎつつ、新たな恐怖が生まれている。
でも思いっきり続編なので、できれば1から見た方がいいですネ。
狂っているのか狂わされているのか
前作で母親の真実が分かり、彼は精神病院に入れられた。そして本作では回復を認められ社会復帰したのだが、彼にはまだ母親の姿が見えるのだった。
しかし彼が犯した罪は精神病だからといって帳消しになるわけでもなく、彼が殺した被害者の遺族はノーマンの保釈に反対していた。
署名も集めたが、遺族の嘆願に効力はなくノーマンは保釈されてしまう。精神病院の中で正常に戻ったと診断され自分でもそう信じていたノーマンだったが、亡き母親からの電話やメモ、そして母と過ごした家には母の残像がちらちらとノーマンの目に映った。
何人もの人が彼に「母親は死んだ」と説明し、母の遺体も墓から掘り起こして見せるが、かたくなにノーマンは母親が生きていると答える。
はたしてノーマンは狂っているのか?それともほんとうに母親がいるのか?はたまた誰かを母親に仕立て上げたいのか?
ノーマンはどこまで正常でどこから狂っていたのか?
前作はサイコホラーで、ある程度予測可能な内容だった(時代的に)けれど、本作はまさかの展開で終わるまですぐでした。
前作よりも登場する死体。はたして殺したのはノーマンか?それとも・・・。