≪内容≫
浸水したスーパーマーケットの密室空間を舞台に展開するパニックアクション。大洪水でスーパーマーケットに閉じ込められた13人の生存者たちが、人喰いザメや人喰いガニの大群、高圧電線や殺人鬼など、あらゆる恐怖に巻き込まれていく。
これR15だったんですね・・・!ゼイヴィア・サミュエルが好きで見たんですが、サメも怖いけどタイタニックとか海猿的な水に追い詰められる(水中で助けを求める)のが精神的に一番嫌なので怖かった・・・。
恐怖との向き合い方
主人公のジョシュは友人の妹・ティナと婚約していた。ジョシュと友人・ローリーはサーフレスキューで海の安全をチェックする仕事?をしていたが、その最中ローリーが鮫に襲われて死んでしまう。
間一髪で救えなかったジョシュはその無念さとふがいなさからティナの前から姿を消してしまう。
1年後、二人は皮肉にも鮫の占領する浸水したマーケットの中で再会するのだった。
更に津波が起こる寸前には、マーケットに強盗が侵入し1人の女性店員が射殺されていた。一人は覆面をかぶっていなかったため、生き残ったメンバーは強盗だと知りつつ接していたが、もう一人は覆面をかぶっていたため誰もその人間の素性を知ることはなかった。
脱出作戦や感電対策のために溺死したり鮫に襲われて死亡したりしてどんどんメンバーが減って行く中、ついに残った人々は鮫を捕まえようと考える。
殺すことは無理でも一定の場所に閉じ込めるor縛り付けておくことさえ出来れば出口まで泳ぐことができる。
しかし、店にある動物の肉では鮫は喰らいつかず、生きた人間の味を覚えた鮫を捕まえるために生きているメンバーから餌を選出しようと言い出す輩が現れる・・・。
自分勝手な彼とワガママな彼女が車に閉じ込められてケンカしたり、万引き常習犯の娘と警察官の父親の関係が変わったり、災害をきっかけに悪縁が切れたり、縁が戻ったり、新たな縁が結ばれたりするホラーだけれどもドラマティックな物語です。
そして何と言っても終盤のアクションは「かっけぇえええええええ!!!!」の一言。鮫は確かに怖いんだけれども、そういう恐怖と向き合わざるを得ない状況になったとき、人の本質ってむき出しになるんだろうな・・・と思って見てました。
下にピラニアがいると思っても怖いのに鮫だったら恐怖倍増だろうな。なんてたってUSJのジョーズが本気で怖かったから。