深夜図書

書評と映画評が主な雑記ブログ。不定期に23:30更新しています。独断と偏見、ネタバレ必至ですので、お気をつけ下さいまし。なお、ブログ内の人物名は敬称略となっております。

【映画】帝一の國~リーダーに必要なのは頭脳?野心?行動力?いやいや人望です~

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≪内容≫

 全国屈指の頭脳を持つ800人のエリート学生達が通う、日本一の超名門・海帝高校。政財界に強力なコネを持ち、
海帝でトップ=生徒会長をつとめたものには、将来の内閣入りが確約されているという。時は4月、新学期。
大きな野心を持つ男が首席入学を果たす。新1年生・赤場帝一。彼の夢は「総理大臣になって、自分の国を作る」こと。
その夢を実現するためには、海帝高校の生徒会長になることが絶対条件。「ライバルを全員蹴落として、
必ずここでトップに立つ…そのためならなんでもする…どんな汚いことでも…。
2年後の生徒会長選挙で優位に立つには、1年生の時にどう動くかが鍵となる。戦いはもう始まっているのだ! 」。
誰よりも早く動き始め、野望への第一歩を踏み出した帝一。待ち受けていたものは、想像を絶する罠と試練! 友情と裏切り! 究極の格付けバトルロワイアル! 
いま、命がけの「生徒会選挙」が幕を開ける! ! 

 

 古屋兎丸さんの漫画を一回も読んだことないけど好きなんだろうな、古屋ワールドが。ライチ光クラブ も世界観すごく好きだったんだけど、今回も面白かったなぁ。

 

男子の野心満載物語

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 この映画、ものすっごく単純というか分かりやすくて疲れた頭には最適です、笑えるし。

 ほんとうにただ、帝一というやんごとなき家庭に生まれおちた青年が父の期待を背負って総理大臣になるべく、生徒会長を目指すというお話である。

 勉強と金、口の上手さ、情報戦・・・ありとあらゆる方法で自分への投票を稼ぐ帝一はライバルたちを出し抜いて行く。

 しかし、たった一人ものすごい強敵が現れる。それはなんと自分とは真逆の苦学生・大鷹 弾だった。

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  今にも崩れそうな家に住んでいる弾は、父親と死別しており母親が働いているため、弟たちの面倒を一身に背負っていた。

 弾の偵察をしていた帝一たちは弾に見つかり、夜ごはんに招かれる。弟や同級生に慕われる弾の強さに帝一は自分に足りないものを見つけるのだった。

 

 しかし、このシーン「花より男子」のつくしと道明寺みたいでほのぼのしました。

 つくしも弾も暖かさがありますね。

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  特に一番好きなのがこの校庭のマイムマイムシーン。

 

マイムマイムの不思議なメロディ。
子どもの頃から刻まれているリズムにみんな飛びついた。
輪はどんどん大きくなった。

 (中略)

これが海帝の歴史に残ったマイムマイム事変だ。

 

  マイムマイムってほんと不思議なメロディだし、楽しいよねwそんなに踊った記憶ないのになぜか刻み込まれているwww

 私ここめっちゃ爆笑だったんですが、一緒に見てた母は「この映画の何が楽しいの?」と真顔だったので少し自信失くした。

 

 生徒会長になるべく立候補者たちは闘う。それぞれが学生とは思えない選挙活動を繰り広げていくが、そこには学校を良くする、というよりも自分たちの野心や情、嫉妬心が混ざりあっていた。

帝一の國

帝一の國

 

  単純に見てるだけで話が掴めるくらいやさしい映画なんだけど、観た後に人望について真剣に考えだすくらいパンチのある映画でした。