深夜図書

書評と映画評が主な雑記ブログ。不定期に23:30更新しています。独断と偏見、ネタバレ必至ですので、お気をつけ下さいまし。なお、ブログ内の人物名は敬称略となっております。

【映画】娼年~色んなR-18映画があるけど、これはずば抜けてR-18。女は男の数倍エロイ~

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≪内容≫

主人公の森中領(もりなかりょう)は東京の名門大学生。
日々の生活や女性との関係に退屈し、バーでのバイトに明け暮れる無気力な生活を送っている。ある日、領の中学校の同級生で、ホストクラブに勤める田嶋進也(たじましんや)が、美しい女性をバーに連れてきた。女性の名前は御堂静香(みどうしずか)。「女なんてつまんないよ」という領に静香は“情熱の試験“を受けさせる。それは、静香が手がける女性専用コールクラブ、「Le Club Passion」に入るための試験であった。入店を決意した領は、その翌日に静香の元を訪れ、娼夫「リョウ」として仕事を始める。最初こそ戸惑ったが、娼夫として仕事をしていくなかで、女性ひとりひとりの中に隠されている欲望の不思議さや奥深さに気づき、心惹かれ、やりがいを見つけていく。

 

 あれこれAVかな・・・?って思う程度にはあの~あれでしたね。爽やか青年・松坂桃李はどうした!?大丈夫なのか!?と思う程度にはあれだった。女性向けですね。これ男性見たらどうするんだろう?

 

人間と欲望の狭間で

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  母親のいない青年・森中領はバーでバイトをする大学生。女性と寝るが女性に興味はなかった。ある日森中の旧友のホストが客をバーに連れて来てから森中の人生は変わる。

 やってきた彼女は、女性専用コールクラブ「Le Club Passion」のオーナーで「女性なんてつまらない」と吐き捨てた森中に興味を持ち採用試験を持ちかける。自分の娘との性行為こそが試験であり、監督官であるオーナーと実際に体感した娘によって森中は試験に合格し娼夫「リョウ」としての人生を歩み始める。

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  リョウは仕事をこなしていく中で女性が内に秘めている欲望の強さを目の当たりにする。臆病で最初っから欲望を曝け出せない女性たちが逢瀬や会話を重ねるごとに大胆になっていくのはリョウにとって衝撃的なことだった。

 その欲望の発端が初恋であったり、夫であったり、時には想像するだけでリョウが何もしなくても快感を感じる女性までいる。

 女性たちはそんな欲望を恥じらい隠し生きている。リョウに引かれないように脅えてさえいる。今まで女なんてつまらないと思って生きてきたリョウにとって今や女性は謎の存在になっていた。

 

 仕事にのめりこんでいくのとリョウの指名は比例していった。オーナーの静香はリョウの成績を讃え何かご褒美をあげる、と言う。そこでリョウは本当に欲しいもの、欲しかったものを見つけるのだった。

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 リョウが欲しいのは母親のように、自分を見て評価をくれる女性なのだった。今は亡き母親の代わりに静香に恋をしたリョウだったが静香はHIVに感染しており性行為は不可能だった。

 また、リョウの母親も娼婦だったことが判明し、奇しくもリョウと母親、静香と娘という二つの親子の人生が交差していた。リョウのやることを汚いと罵る女友達や、お前のやることじゃないと非難する旧友もいる。悩みながらリョウは自分の人生を歩き始めるのだった・・・。

 

 これを書いたのが女性ならまだちょっと分かるけど、まさかの石田衣良w密かに

 これ読んだときに「うわ~エロイの描くなぁ」と思って驚きはしなかったけど・・・石田さんの恋愛観が気になるwこの作品も真珠も年下男性×年上女性なんですよね。意外に?ロマンチックな作品が多い石田さん。

 女性は松坂さん目的で見るだけでも目が楽しいし、自分にもこういう欲望がある!って思えるかもしれません。対して男性は「え、女性ってこんな超人的なことできるん?っていうかそんな些細なことでスイッチ入るん!?」と思えて面白いかもしれません。

娼年

娼年

 

  色んなR-18映画があるけど、これはずば抜けてR-18だった。