≪内容≫
本国オランダで観客動員100万人を突破した児童文学の女王、アニー・M・G・シュミット原作によるファンタジーコメディ。冴えない新聞記者のティベは、ある日ミヌースという女性に出会う。しかし、仕草などがちょっと奇妙な彼女の正体はネコだった。
原作は児童文学なんですね。
- 作者: アニー・M.G.シュミット,カールホランダー,Annie M.G. Schmidt,Carl Hollander,西村由美
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2000/06/01
- メディア: 単行本
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2001年の映像なんですが、ちょっと画が汚いです。だけど内容はとってもハートフルなので猫好きのみなさんにはぜひ見てもらいたいです!
人間になった猫
緑の首輪をした猫のミヌースはある日ドラム缶の中身を舐めてしまう。すると突然人間の女の子へと変身。猫の言葉と人間の言葉、両方が分かるようになったミヌースだったが、人間の姿では元の家に帰れない・・・。
猫たちも人間の姿をしたミヌースをあの猫のミヌースだとは思わなかった。突然孤独になったミヌース。お腹を空かせたミヌースの鼻にいい匂いが漂ってきた。それは冴えない新聞記者ティベの部屋だった。
ミヌースは自己紹介をするティベを遮って彼が今日クビになったことを言い当てる。驚くティベに猫のおばさんに教えてもらったと正直に話すと、不気味に思ったティベは大雨の中ミヌースを外に追いやろうとする。
ミヌースはその情報網を使い、仕事のお手伝いをする代わりに泊めてほしいと提案する。ティベは怪しみながらも記事のネタに苦しんでいたため、その提案にのった。
それからミヌースのおかげでティベは仕事に復帰した。しかしそんな矢先、ビッグニュースが飛び込んできた。なんと動物の友の会の会長になったエレメートは大の猫嫌いだったのだ。
町の猫をいじめるエレメートをやっつけるべく、ミヌースと猫たち、それからティベも大紛争!あともう少しというところで、ミヌースに猫に戻れるという朗報がやってくる。しかしそれは人間として生活することにも慣れたミヌースにとっては少々残酷なことであった。
猫と人間。どちらの生活を選ぶのか?ミヌースと猫たちの運命やいかに・・・!?
これ結構この漫画に共通するものがあります。
ねこ・ねこ・幻想曲 1 (りぼんマスコットコミックスDIGITAL)
- 作者: 高田エミ
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2018/02/22
- メディア: Kindle版
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この漫画は1986年だからちょっと画風が古い(服とか)かもしれませんが、読みやすいし本当に素敵な物語が広く知られて欲しい・・・。
この表紙の女の子は実は黒猫のシロで、人間の女の子に変身できるのはお月さまからもらった「銀のしずくの力」のためでした。この力は猫と人間の架け橋になってほしいというたくさんの猫の願いをお月さまが汲み取ったもので、シロはその願いを体現していく・・・というお話です。
ミヌースが猫と話していたり、猫がいじめられているのに真面目に取り合ってくれないティベに怒るシーンなど、この漫画でも描かれています。
私はこの漫画が大好きで、この映画も大好きです。全世界、どこでも猫と人間の物語というのは生まれるものですね。
猫と話せたらいいな。