《内容》
ある男が、恐怖のためにパニックに陥り、トラックに轢かれてしまう。警察が現場に到着し、轢かれた男性は近くの死体安置所の警備員であることが判明する。死体安置所では、３号室からマイカという女性の死体が忽然と姿を消していた。
ハイメ警部は、失踪した死体の夫であるアレックスに連絡し、死体失踪事件の調査を開始する。ところが、その夜に付近を嵐が通過し、死体安置所は外界から隔離された状態になってしまう。
そして、死体安置所では恐ろしい事件が起こり始める。
確かに評価通りのドンデン返し！ラスト10分のためにどうかネタバレを見る前に見ていただきたい！
これはエスターの類と同じで知ってからと知る前では結構満足度が変わっちゃうと思うので要注意です！
殺した妻の死体が消えた
パッケージになっている女性が消えた死体・マイカで、その夫がアレックス。二人は年の差カップルでアレックスはマイカの資産目当ての結婚だった。マイカはアレックスの心が離れていくのを感じながらも、財力で引き止め続ける。
しかし、アレックスには愛人がいた。若い恋人と一緒になりたいが、離婚をすれば財力も地位もすべてをマイカから得ているアレックスに残るものはない。
今の地位と財産を保ちながら愛人と一緒になるためにアレックスはマイカを殺す。
入念な計画殺人はマイカの死体失踪によっておじゃんになった。妻殺しとして一番怪しまれることとなったアレックスは嘘をつき続けるが、自分が殺したはずの妻の死体がないことに一番動揺しているのであった。
自分が殺したはずが、実は死んでいなかったのか。それとも生前にさんざん悩まされたマイカのイタズラなのか、アレックスは疑惑をかけられながら自分のしたことや真実が分からなくなっていく。
死体と自白が揃ったとき、まったく思いもよらない真実が顔を出す･･･！
これは本当にぇえええええええええ！！
という終わり方でしたね。スカっともしないんだけど、いやな終わりでもなく、結構怖いというか因果応報を胸に焼き付ける系映画ですね。
世の中潔白な人間のほうが希少で、誰だって少なからず犯した罪とか過ちとかあると思う。というかクリーンなまま生きていけるほど甘くない。でも、やっていいこと、悪いこと、逃げていいこと、だめなこと、それに償うべきこととかやっぱりある。人を蔑ろにして生きていけるほど甘くもないのが人生ですよね。
