《内容》
時は大正、日本。炭を売る心優しき少年・炭治郎は、ある日鬼に家族を皆殺しにされてしまう。さらに唯一生き残った妹の禰豆子は鬼に変貌してしまった。絶望的な現実に打ちのめされる炭治郎だったが、妹を人間に戻し、家族を殺した鬼を討つため、“鬼狩り"の道を進む決意をする。人と鬼が織りなす哀しき兄妹の物語が、今、始まる―!
外出自粛中にたどり着いたぜ!と思ったら終わったぜ!
でもまあアニメしか見ていないので、まだまだこれから!っていういいところで終了しました。2期出たら絶対見たい。なにより作画がめっちゃ美しくて悦だった・・・。
精神と時の部屋がない少年漫画
なんかジャンプ漫画とは思えないほどリアルなんですよね。主人公の炭治郎があまりにやさしいお兄ちゃんであることを除けば、物語は結構リアルゆえに残酷です。
みじめったらしくうずくまるのはやめろ!
そんなことが通用するならお前の家族は殺されていない
奪うか奪われるかの時に主導権を握れない弱者が妹を治す?敵を見つける?
笑止千万!!
弱者にはなんの権利も選択肢もない!
ことごとく力で勝者にねじ伏せられるのみ!
主人公の炭治郎が炭を売りに町へ出た翌日、家族は鬼に殺されていた。唯一体温の残っていた妹・禰豆子(ねづこ)をおんぶして深雪の中を歩く炭治郎だったが、禰豆子は鬼と化して炭治郎を襲う。
自分を殺そうとする妹を制すことも、殺されることもできない炭治郎の元に鬼退治の任を受けた水柱・冨岡 義勇が到着する。
禰豆子を鬼と認識し、殺そうとする義勇に炭治郎は土下座して頼み込むが、義勇はそんな炭次郎に怒りをぶつける。しかし、妹を救うために決死の覚悟で自分に向かってきた炭次郎に能力を感じ、鬼殺隊員を育てる師匠の元に炭次郎と禰豆子を送り込む。
炭次郎の特質すべき能力は嗅覚で、それ以外はおそらく並みであった。そんな人間に唐突に鬼と戦うだけの力を与えようとすれば、死も近くなる。
炭次郎は最終的に大きな岩で真っ二つに切る試練を与えられるが、今まで言われてきた鍛錬をこなしても岩は切れなかった。
そんな炭次郎を鍛えたのは兄弟子二人だった。特別な呼吸のやり方を尋ねると、兄弟子の一人はこう答える。
死ぬほど鍛える
結局それ以外にできることないと思うよ
特別な魔法とか、ここは現実世界の2/1のスピードだとか、そんなことはないのだ。とにかく言われたことが難しかろうが辛かろうがやるしかないのだ。
この世界では呼吸法と剣術が入り混じっているようなのですが、この設定もなんともリアルというか。実際に炎が出たり水龍が出たりはしないけど、呼吸というのはすべての基本だから、そこを徹底的に訓練しなければ負ける、というのは現実世界でも通用しそうだな、と思いました。
あと、作画が神!
映画かと思ったわ。
たぶん、それぞれの登場人物のバックボーンとか面白さとかが出るのは2期なんだろうと思います。でも、それにしても漫画って絵も大事だけど、言葉がすっごい重要だなぁと思いました。
BLEACHで得た教訓は大きい。
話題アニメがprimevideoで無料で見れるのほんと助かる。
漫画はこちら↓
弱者にはなんの権利も選択肢もない!ことごとく力で勝者にねじ伏せられるのみ!、とかほんとその通りの世の中で、誰かを助けたかったり守りたかったら弱いままじゃだめなんだよね。