《内容》
「案内状が届くと死ぬ」その伝説が現実に―!?伝統ある女子校・蘭聖学園の卒業生が連続死する。OGの弁護士・松川凛子は、死亡した女たちが、存在しないはずの「6月31日」に開催される同窓会の案内状を受け取っていたことを突き止める。やがて凛子にも案内状が届き―。悪意が渦巻く女の友情と学園の“闇”が深まる中たどりついた真相とは。先読み不能、一気読み必至の長編ミステリー!
真梨さんの小説は読みやすいんですよね。個性はあるのに癖がない。だけど内容はどっろどろなので心が天使モードの時は読むのキツイけど、廃れた気分のときはサイッコウ↑
致死率100%の案内状
”六月三十一日の同窓会”とは、蘭聖学園に古くから伝わる”伝説”だ。全国の学校にある”学校の怪談”のようなものだ。”六月三十一日の同窓会”に招待されたら”お仕置き”が待っている・・・という他愛のない伝説だ。
28歳、売れっ子漫画家の陽奈子の元に伝説の案内状が送られてきた。そして同時に知らされる同級生の死。存在するはずのない六月三十一日開催の同窓会。不安と動揺に満ちた陽奈子の視界はぐらりと揺れて、頭は地に落ちていたのだった・・・
蘭聖学園の卒業生だった少女たちは28歳になっていた。それぞれが手に職をつけたり結婚し家庭を築いていたり各々に充実した日々を過ごしていた。
そんな中突如回り始めた不幸の手紙・・・いやいや伝説の案内状。
果たして送り主は誰なのか?そしてこの手紙がやってきたのは自分だけなのか?
各章は少女たちの名前と当時のあだ名を使い、過去と今を交差しながら進んでいく・・・
「ですから。さっきから言っているじゃないですか。私は、殺されるかもしれないんです。プチ同窓会のときにユキノさんだって、言っていました。『六月三十一日の同窓会』に出演していた人が次々と死んでいるねって。次は誰かしら・・・って」
実は亡くなった少女たちは若き日に「六月三十一日の同窓会」という出し物をしていたのだ。クラスで行った殺人ミステリーの演劇。さて、あの劇の犯人は誰だっけ?そもそもあの劇を書いたのは誰だっけ?
何の目的で被害者は選ばれどんな因果が根付いているというのだろう?大人になっても解放されない女子高生の呪い。
由緒正しいという設定の蘭聖学園の裏の顔。そして誰もが頼りにしてる学園始まって以来の秀才弁護士先生の秘密・・・どんだけ詰まってんねん!ってくらいドキドキワクワクで一気読みしちゃいますね。
相変わらず男の影が一切ねえ!原因としてはっきり在るのに影うっす!
まわるまわーる女の疑惑と嫉妬とマウント。大人になっても女子は女子。だけど私も大人になったんだろうなぁ。こういうのを楽しんで読めるようになってきたw