深夜図書

毎日23:30更新の書評ブログです。独断と偏見、ネタバレ必至ですので、お気をつけ下さいまし。なお、ブログ内の人物名は敬称略となっております。

仮想通貨革命/野口悠紀雄~反乱ではなく、革命である、モナーコインかわいい~

≪内容≫

ビットコインをはじめとする「仮想通貨」が、世界で注目を集めている。
管理主体を持たない通貨、国家の枠組みを超えた通貨として従来の通貨を脅かしつつあり、
その技術革新はより広範な分野に影響を及ぼすとみられている。
金融資産の取引が、いまはない分散市場に移行する。
新しい資産が作り出されて、所有権の概念が変わる。
さらには、経営者がロボットに置き換えられたような企業が登場することさえありうる。
起こり始めた通貨革命のインパクトと、現代の通貨の問題点、
そして通貨革命によって経済・社会がどう変わっていくのかを述べる。

 

 この本もう三年前の本なんですよね。

それなのに、私は「なんて新しいんだ!」と思ってしまいました。

完全に社会に乗り遅れている気がします。

多分、今ではもうこの本に書かれていること以上に世界は進化していると思います。

野口悠紀雄さんの本全部読みたくなってきたな。

 

仮想通貨とか何一つ知識のない私でも理解出来たのでわかりやすいと思います。

私、オサイフケータイで止まってるからな・・・。

 

 

ビットコインと電子マネー

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私は電子マネーとしてsuicaと、モバイルnanacoを使っています。

suicaはモバイルじゃないので問題ないのですが、nanacoに関しては税金を払うのに、一度nanacoにクレジットから移行して使っているのでスマホを買い替えたいとき、優先順位としてオサイフケータイ対応かが上位に上がってきます。

 

正直、ネット上での通貨ってオサイフケータイと何が違うの?と思ったので、この章が来たとき「やりー!」って思いました。

 

電子マネーとは現金を使いやすい形態に変形したもので、他人に電子マネーを送ることはできない。(EdytoEdyを除く)

電子マネーは管理が必要なため運営コストがかかる。(実際Edyを運営していたビットワレット社は設立以来一度も黒字にならず楽天の子会社になった)

特定通貨にリンクしているため、国際送金が出来ない。

カードの盗難、紛失の危険のため、入金度に制限がある。

 

ビットコインは企業や個人の間を転々流通する。

管理・運営が必要ないので手数料を安くできる。

ビットコインは無国籍で国境を越える送金が低いコストで行える。

 

ビットコインの主な利点は海外送金のコストを下げるという点や運営コストがかからないという点。

なので電子マネーやクレジットカードを使う側の消費者はあまりピンと来ないと思う。

 

クレジットカード決済や電子マネーを店舗に置く際に、店舗は手数料を払って導入している。

その手数料が店舗には負担だが、運営には安い。

そのため電子マネーは主な収入源にはならない、という問題が起きる。

 

利用者からすれば「ふーん」という他人事のように思えるが、「長期的に見たとき何らかの形で利用者に転嫁される可能性が高い」と記されているので、やはりこれは由々しき問題だと思う。

 

あと、何となく新しいものを使ってみたいという野次馬根性があるのでコンビニとかビットコイン出来ないかなとか思っちゃう。

 

 

日本発のビットコイン、その名は

 

 ∧_∧  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ´∀`)< オマエモナー
(    )  \_____
| | |
(__)_)

 

 モナーコイン!

だそうです。

てか、日本まじか。

フシギノクニニポンまじでか。

 

これ革命ですよ!?革命に乗りこむモナー。

もしさ、第三次世界大戦起きたらさ、痛車ならぬ痛艦とかで挑むんじゃないでしょうね。

しかもモナーがちゃんとwikiにあって、ちゃんと考察されてて面白くてしょうがない。

モナーコインなかったら一生見なかったと思う。

 

ビットコインって何のために使うかって、海外送金の手数料を減らす為だと思うんですよ。

海外送金をする人とは留学先の子供に送るとか、海外に出稼ぎに来て自国にお給料を送るとか、個人輸入とか。

だから、日本で一般(?)に生活している人には全く縁がないと思うんですよね。

後は海外旅行に行くときに円からドルやユーロに変える手数料。とか?

それから、海外への募金・寄付が出来ます。

支援をしてもらいたい人がyoutubeとかで呼びかけてQRコードを掲げれば、支援したい人はQRコードを読み込んでそこに送金出来ます。

 

なんかビットコインで資産運用とかもあるらしいんですけど、FXと何が違うの?と思えてくる。

私は株とかFXとか、パチンコとか競馬とかギャンブルの知識が全くないので理解出来ていないので、野口悠紀雄さんの本もっと読んでみます。

 

もしビットコインやるなら、モナーコインがいいなぁ。

こういうユーモアが好きすぎる。

 

 

 

優は劣を駆逐する

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この動きを押しとどめることはできない。なぜなら、仮想通貨は、コンピュータ技術の進歩のよってもたらされたものであり、従来の通貨より優れているからである。そして、優れているものは、劣るものをいつかは駆逐するのである。

「絶対無理」は絶対にないんですよね。

インターネットがそう。

パソコンが学校で使うものから一家に一台になり、一人一台へ、そしてノートパソコンになり、タブレットになり、スマホになり・・・って想像出来たでしょうか?

 

私が生まれて一番の革命は誰でもインターネットが使えることになったことだと思っています。

それによって世界中の人と簡単に繋がれる。

youtubeによって色んな世界の日常が見えるようになった。

ネットで予約が当たり前になり、ネットで通販が主流になった。

 

ビットコインがインターネットの時のように生活を変える時は来ると思う。

今の生活でも、ネット時代になる前の名残はある。

全員が全員ネットショッピングするわけでもないし、オサイフケータイするわけでもない。

だから紙幣はなくならないとは思うけど、ビットコインも主流になると思う。

 

歴史で考えてみれば命がけで地図を作った人がいて、一生をかけて大陸を歩いた人がいて。今の私たちは気軽に海外に行ける。

 

時代はどんどん変化する。

こういう世界の情報をいち早く伝えてくれる人がいなければ私は知ることだって出来ない。

時代が求めているものは知っておきたいなぁと思って読んでみましたが予想以上に面白いです。

少子高齢化における労働力の不足を海外労働者に担ってもらおうとするなら、ビットコインは必要なんじゃないかなぁ。

だって日本のブラック社会で、村社会で、低賃金で、外国人差別な国に来てくれる人はいるのかな?

日本の肌で感じろ、空気を読め、暗黙の了解は難しいと思う。

さらに日本は送金コストがG20の中で南アフリカ共和国の次に高いんです。

ビットコインの利点である送金コスト削減に一番恩恵受けるのは日本ってことですよね。

なぜか送金コストが高いかって円の価値が低いから。

 

日本はすごく弱い位置にいるんだなぁ。

日本が世界でどんな位置にいるのか。

全然知らないことにも気付きました。

 

この本を皮切りに現在の日本の経済状況を真剣に考え始めました。

世界でどんなことが今起きているのか。

ぜひ、確認してみてください。