書評-宗教・歴史
≪内容≫ 歴史ってすごいばかりじゃたのしくない。日本の歴史を作った「すごい」人は、同じくらい「やばい」人だった。 こういうの大好き。 日本史じゃないけどゲーテの恋愛遍歴とか頭おかC-!と思ってめちゃくちゃ好きです。今だったら一般人でもヤフーニュー…
≪内容≫ 「日本人は安全と水を無料だと思っている」──ベンダサンの警告は今なお新しい。「日本人とアメリカ人」「日本人と中国人」を併録 山本七平さん=イザヤ・ベンダサンらしいのですが、それで山本さんはユダヤ人なのですかね? もしもユダヤ人(ユダヤ教…
≪内容≫ 探検家の書き記した旧きアフリカに憧れ、16歳で未開の奥地へと移り住んだイギリス人がいた。エイドリアン・ボーシャというその青年は、てんかん症とヘビ取りの才能が幸いして、白人ながら霊媒・占い師の修行を受け、アフリカの内なる伝統に迎え入れら…
≪内容≫ 聖書と並ぶ古典中の古典、ギリシア神話は、世界の思想、芸術、文芸に多大の影響を及ぼしている。本書では、多彩豊富な物語の膨大な枝葉を巧みに整理し、著名なエピソードを取りあげてわかりやすく解説する。エロス、オイディプス、パンドラ、アンドロ…
≪内容≫ 「旧約聖書」を読んだことがありますか? 天地創造を扱う創世記あたりはともかく、面倒なレビ記、申命記付近で挫折という方に福音です! 預言書を競馬になぞらえ、ヨブ記をミュージカルに仕立て、全体の構成をするめにたとえ――あらゆる意味での西欧の原…
≪内容≫ 名画にこめられた豊かなメッセージを読み解き、絵画鑑賞をもっと楽しもう。ヨーロッパの中高生も学ぶ、確かなメソッドをベースにした新しい西洋美術史の教室へようこそ。 ミュシャ展に行ってから、なんか美術が気になっちゃって・・・バベルの塔展にも行…
≪内容≫ アルジェリアのオラン市で、ある朝、医師のリウーは鼠の死体をいくつか発見する。ついで原因不明の熱病者が続出、ペストの発生である。外部と遮断された孤立状態のなかで、必死に「悪」と闘う市民たちの姿を年代記風に淡々と描くことで、人間性を蝕む…
≪内容≫ 日本には宗教間の対立がほとんどない。仏教と神道が争うことはない。いまの日本人はキリスト教を否定しない。西洋人が、日本人から大いに見習うべき点は、ここだろう。そして、日本人は無意識のうちに、日常生活の中で「禅」の教えを実践している。だ…