深夜図書

書評と映画評が主な雑記ブログ。不定期に23:30更新しています。独断と偏見、ネタバレ必至ですので、お気をつけ下さいまし。なお、ブログ内の人物名は敬称略となっております。

【映画】遊星からの物体X~もしも彼らが社会に侵入したら、二万七千時間後には全世界が同化される。~

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《内容》

その恐怖は一匹の犬から始まった。見渡す限り氷に囲まれた白銀の大雪原をヘリコプターに追われて逃げる犬は、アメリカの南極観測基地へと辿りつく。ヘリコプターを操縦するノルウエー隊員が銃を乱射したため、アメリカ隊員はやむおえず彼を撃ち殺すが、やがて、ノルウエー隊員が異状に錯乱していた理由が明らかになる。なんと犬の正体は10万年前に地球に飛来したエイリアンだったのだ! 接触するものを体内に取り込むエイリアンは、巧みに人間の姿に変身、吹雪に閉ざされた基地内で、隊員たちは互いに疑心暗鬼になっていく。そんな中、彼らは挙動不審なマクレディ(カート・ラッセル)をエイリアンではないかと疑うが・・。

 

原題「The Thing」なのに「遊星からの物体X」邦題w

邦題のタイトル誰がつけてるのか知らないけど、センスすごい。中ニ心くすぐられる名タイトル。

 

恐るべしSFホラー

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雪に閉ざされた南極に舞い降りた危機。まずこの閉塞感からして恐怖の舞台にはもってこいですよねぇ。

 

基地にやってきたのは一匹の犬と、その犬を執拗に銃で狙う男

犬は隊員達に助けを求めるかのように擦りより、男は銃をかまえて犬を撃ち殺そうとヘリから降りてきた。話しを聞こうにも男が何を言っているのか、言語の違いで全く理解できない。

男はわめきながら犬を撃つが、その弾が隊員に直撃。危険を感じたリーダーは男を撃ち殺す。

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謎の男と犬の情報が何もない隊員たちはその謎を解くため、男がやってきたところであろうノルウェー観測隊の基地に行ってみることにした。

 

そこで見つかったのは自ら喉を掻き切ったらしく凍死体と、崩壊した基地。そして・・・

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なにかがあったらしき大きな氷の器。

隊員たちは外にあったお土産を基地に持ち帰った。

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人間だかなんだかよく分からない焼死体だった。

隊員たちは気味悪がるが、それ以上にこの奇妙な物体に対して好奇心があった。

 

閉ざされた世界で娯楽はほとんどない。そんなところにやってくる事件というのがどれだけ人を興奮させるのだろうか。自らの安全よりそれが上回るのは思っている以上に早いかもしれない・・・。

 

そしてその夜、あの犬が「Thing」へと変貌を遂げるのであった。

奇妙な物体は急いで焼き殺したが、解剖によってこの物体にある特殊な能力があることが判明する。

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さあ、ここからが恐怖の始まりです!

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ずっと一緒にいた仲間が、一体いつ死んで一体いつから"ヤツ"に変わっていたのか。

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助けているのは敵か味方か?

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もしも彼らが社会に侵入したら、二万七千時間後には全世界が同化される。

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蒼穹のファフナーやん!!!!

たぶん、この作品からインスピレーション得た作品ってたくさんあるんだろうな。

遊星からの物体X (字幕版)

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今の時代からしたら、もうネタが分かりきってて驚きは少ないかもしれないけど、面白さは色褪せてないと思う。