アンコールワットもいいけど、廃墟感溢れるベンメリアも素敵過ぎる。
急ぐドライバーさん。
ほんとすんません。。
めっちゃグラグラしてたけど、爆睡だった・・・。
何とか到着!!
係員さんにチケットを見せます!
係│´ω`)員「チケット・・・」
私(゚ω゚)達「あっはい!」
係│´ω`)員「・・・ジャポン?」
私(゚ω゚)達「あっはい!」
係│´ω`)員「コンニチハー!イッテラッシャーイ♪」
私(゚ω゚)達「行ってきまーす!!」
カンボジアの人、日本人と分かると「こんにちは」と言ってくれます♪
嬉しい♪
さぁ!ここからDEADorALIVEの恐怖の冒険が始まります。
退廃さが醸し出す美しさ・・・
自然の強さよ・・・
友人と写真を撮りまくってると
「・・・ジャポン?」
と小さな声が聞こえました。
周りに他国の観光客もいました。
それでも確実に私達に向かってガイドしようとしています。
この小さな二人の少年。
トゥクトゥクで爆睡するような二人にまさかの危機が訪れました。
完璧に正規のルートから外れています。
足場悪いし、歩くの速いし、ちゃんと着いてきてるかチェックしてるし。
この赤いシャツの子に至ってたは英語も話せません。
ここで友人から
「ねぇ地雷とかまだ埋まってるって言うじゃん?このルート大丈夫なのかな?」
と言われるまで全く知らなかった私。
一気に冷や汗が出てきました。
私の脳内はもう
あぁ・・・このまま死ぬかもしれん。
地雷じゃなくてもこの先に仲間がいて売られちゃうかも・・・
ここはどこなんやいったい・・・
少年たまに「レリーフ!!(`∀´)」と言って指さしてくれます。
でもね、知っとるわ!!!見れば分かるわ!
そして・・・
青「2$」
私達「ファッ!!!???」
青「2$」
私「いや、それは無理。」
青「(お願いのポーズ)」
私「OK、じゃあ一人1$で2$ね。」
青「NO!一人2$」
私「NO」
友人「もうさ、いいよ2$出そうぜ。こんな恐怖二度と味わえないと思ったら安いもんだよ。」
青「アイムハングリー・・・」
私「・・・ハァ。」
結局ガイド料を渡すと
少年達「ここを行けばルートに戻れるから!!!」と一目散に逃げて行きました。
どうやら大人に見つかるとヤバイようです。
無知やった・・・。
そして明らかに日本人狙ってた。
何が嫌かってこんな事でお金がもらえると思って欲しくないんですよね。
ツアーでない個人で来た観光客に正規のルート以外に素晴らしい場所があるよとか、個人では辿り着けない場所があるとか、そういうモノがあるなら2$位払うよ。
けど何か裏道通って来ただけ(としか思えない)で英語も通じないから何も説明ないし。
お金取るならもっとマシなガイドして!!
まぁ・・・無視すれば多分回避出来たんですが、少年の極力潜められた声と、異国の子供に着いて行くという冒険に心揺れた自分が悪いんですが・・・
何か文字にするととそこまで伝えられないのですが
めっちゃ怖かったです。
言葉が伝わらない恐怖。
どこに行くか分からない恐怖。
信頼が宙ぶらりんのまま信用するしかない恐怖。
地雷を踏んだらさようならの恐怖。
日本にいたら絶対味わえない感覚でした。
味わう必要があるのかって言ったら多分無い。
着いてく必要があるのかって言ったら全然無い。
それでも好奇心というのは厄介で
好奇心は猫をも殺すとはよく言ったもので
線引きは自分できちんとしなきゃ死ぬこともある。
その事をすごく感じた日でした。
ちょっとブルーな気持ちのまま待ち合わせ場所に行くと
ドライバーさんがいた(*´`*)わんこ・・・
ここでも察したのか
「ユーアータイアード?(*>∇<)ノ 」と笑いながら話しかけてきます。
「もう・・・疲れたよ・・・」と言うとキャハハ!と大笑いでした。
もう、癒されるよ!!!
ガソリンを入れます。外はもう真っ暗・・・
さすがに真っ暗だし、トゥクトゥクとはいえむき出しなのでね、寝るのは怖いから帰りの約二時間はさすがに眠れませんでした。すぐ後ろにバイクやら何やらいるし・・・。
私「何かさ、疲れたね。夜ごはんどうする?」
友人「ZZZZZZZZZZ」
~一時間後~
私「夜ごはんナイトマーケット行く?」
友人「ZZZZZZZZZZ」
~二時間後~
私「ホテル着いたよ」
友人「はっ!!寝てた!!!」
二時間ただ揺られるのって疲れますね!!!
もう私達がこんだけ疲れてるんだからドライバーは半端なく疲れてるだろうと思って
「センキュー、ベリーベリーロングウェイ・・・アーユータイア「オー!!!ベリーロングウェーイ!!!!!ホワッチュアネーム?」
ここでようやく自己紹介する私達。
そしてこの長旅で謎の「やってやったぜ・・・」みたいな連帯感が生まれました。
次の日の約束をし、ホテルへ帰りました。
夜ごはんはホテルのプールバーで食べたのですがここでも驚愕の事件が起こりました。。。