深夜図書

書評と映画評が主な雑記ブログ。不定期に23:30更新しています。独断と偏見、ネタバレ必至ですので、お気をつけ下さいまし。なお、ブログ内の人物名は敬称略となっております。

ポテト・スープが大好きな猫~口にするのは文句ばかりなんだけど相思相愛~

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 絵本です! 

 なんか、あんまりかわいくってついつい買ってしまいました。

 

猫とおじいさん

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 猫と暮らすおじいさんのお話です。

 テキサスで一人で暮らすおじいさんと、おじいさんが作るポテト・スープが好きで自分は一切狩りをしない雌猫。

 おじいさんと猫は一緒に釣りに行くけれど、猫はとくに興味がないみたいだし、返事もしないのでおじいさんは猫を釣りに連れていくには年齢的にもやめた方がいいのかもしれない、と思ってしまう。

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 ある日、いつも通りおじいさんが釣りに行く時間になっても猫は起きませんでした。

なので、おじいさんは一人で釣りに行ってしまいます。起こすのはかわいそうと思ったからです。しかし、帰ってくると猫はどこにもおらず姿を消してしまっていたのです・・・。

 

 猫はどこに行ってしまったのでしょうか?

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猫がいなくてどうだっていうんだ?

ただのやせっぽちの猫じゃないか。

魚釣りにもいきゃしないんだから。

 猫が大好きなおじいさんと、ポテト・スープが大好き・・・いやいやおじいさんも大好きな猫ですが、お互い一緒にいるのに素直になれずすれ違ってしまいます。

 まるで人間同士みたいですよね。

 

 私は猫や犬と暮らしたことがないのですが、犬を飼っている人は「ほんっとあの子わがままできむずかしいの!」って言ったり、「バカでかわいいのよ~」と言ったり、ほんとうに人間の子供みたいに話すのを聞いてとても不思議に思います。

 

 そしてそれと同時に一緒に暮らしてしまったら、彼らが亡くなった時自分はどうなってしまうんだろう?と考えてしまって永遠に一緒に暮らせない気がします。

 だけど、それはきっと私が 面倒をみる!っていう立場に自分を設定しちゃってるかれで、一緒に生きる、っていう感覚だったらそんなに悲観的にならないのかもしれない。タイトル「ポテト・スープが大好きな猫」は、ほんとうはおじいさんが大好きなのに、照れ隠しでこう言っているのかな?と想像すると内容もタイトルもどこまでも可愛くてほんわかした癒しの一冊です。