《内容》
10 年前に執筆したエッセイから一躍有名作家となった本田まみ(田中みな実)、36歳、独身。女性の幸せの価値を赤裸々に綴り、読者の支持を得たが、それに次ぐヒット作を書けずにいる。世間の需要に応えつつも、作家として迷走中にあるまみは、自身の年齢に対して事あるごとに周囲から「ずっと独身でいるつもり?」と心配されている。さらに、配信番組でのまみの発言に「空っぽになった」と感じ、失望する元ファンの由紀乃(市川実和子)。夫への小さな不満を抱えながらインスタ主婦を続ける彩佳(徳永えり)。パパ活女子として生計をたてつつも、若さを失うことに怯える美穂(松村沙友理)。異なる生きづらさを抱える4人が踏み出した小さな一歩とは?
くっそ刺さるんだがww
なんか既婚者は安全圏にいて、独身者は"安全圏に入れない人たち"みたいに感じるんですよね。"安全圏に興味がない"のかもしれないし、既婚者も決して"安全圏にいる"なんて思ってないのかもしれないのに。
誰も幸せにならない「いつまで独身でいるつもり?」論争。
アラサーには・・・刺さるね。
世の中は無神経な奴らが大半だ
私救われに行くの
みんなのために人生を奪われる その前に
(マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝 第01話『やぁやぁ、知ってる?魔法少女のその噂』より)
主人公の本田まみはフリーライターとして活躍しながら5歳下の橋田公平と付き合っている。35歳になり、公平からのプロポーズを受け入れるが、公平とまみは対等な関係ではなかった。
よく言えば若い、しかし悪く言えば無責任な公平は、面倒なことはすべてまみに任せていた。そのため、話し合いという話し合いはなく、いつもまみが「うん、わかった」と答えることで成り立っていた関係だった。
しかし、親戚からも結婚を急かされるまみは、公平の態度に「何か違う・・・」と感じながらも縁談を進めてしまう。しかし、結婚と同時に仕事は引退するよう公平の両親から告げられ、公平も話を聞いていたにも関わらず反論しない。
まみは自分の幸せが何なのか真剣に考え始める・・・
結婚に悩む30代のまみとは正反対の港区女子・美穂は、パパ活をしながらキラキラ港区女子として金を稼ぎまくる。しかしパパの一人が逮捕され、美穂は一気に強請られる側へ転落。奪う側から奪われる側となり、下着姿で裸足のままホテルを駆け出す。ジル・スチュアートの十字架を握りしめて。
知ってる?
孤独死のほとんどは既婚者なんだよ
一方で、人気インスタグラマーとして活躍しながらも孤独感に苛まれている専業主婦の彩佳と独身なことにどこか肩身の狭さを感じ、既婚者に嫉妬のような感情が持っている由紀乃のシーンが続く。
結婚してないと人として欠けてるって見られたり
自分が知らない仕事をバカにしてもいいって風潮
こっちが名字を変えて当たり前?
子供ができることも当たり前
久しぶりに会った人にいきなり
「結婚は?」ってプライベート聞かれたり
趣味を語ったらそういうことやってるから結婚できないって言われたり
来ている服や住んでる家、メイクへのこだわりを見て
そういうのは結婚を遠ざけるっていう有難いアドバイス
独りでいるのは可哀想とか
・・・ありがとうございます!
けど・・・うるせえよ
まみの彼氏・公平がとにかくムカつくのであった。
ていうかまみ、なんで公平とずっと付き合ってんの?公平の良さってなに?どこ?どこが好きなん?
ってくらいにムカついてたわ。
まみと公平やまみの親族や周りとのコミュニケーションを見るとマギアレコードのあのセリフが浮かんできてさ。結局さ、なんだかんだ「結婚する」ってなると周りの方が喜んじゃって、それに水差すことさえできなくなるんだよね。あ。喜んでくれてるのに・・・って。自分の人生なのにさ。自分の幸せより他人の幸せになっちゃうの。
でもさ、結婚とか関係なく彼女がいろいろ言われてるのにフォローもなくて「俺は気にしない」とか自分のことしか考えてなかったり「老けて見える」とかド緊張してるタイミングで言ってきたり、こいつどんだけ傷つけるの?と思ってみてました。
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うっせえわ!って思うよね。一緒に死んでくれるわけでもないのにごちゃごちゃ他人の人生に口出しすな!って思うわ。