深夜図書

不定期に23:30更新しています。独断と偏見、ネタバレ必至ですので、お気をつけ下さいまし。なお、ブログ内の人物名は敬称略となっております。

【映画】AKIRA~かっこよすぎてびびる。~

≪内容≫

漫画史に残る傑作SFコミックを原作者・大友克洋自ら監督を務めた劇場版アニメ。第三次世界大戦後の2019年。バイクで転倒負傷した鉄雄は軍の研究室へ連れ去られる。そこで“力”に覚醒した彼は、“アキラ”への接近を試みる。

 

 

なんだ!!このセンスの塊みたいなのは!!!!!

やばい、2017年NO,1映画になるんじゃなかろうか・・・。

原作者が監督ってすごいなぁ。

知らずに観てたけど、要所要所で「この映像が出てくるって監督と原作者すごい分かりあっているのかな?監督のセンス?」って思うところがあったから納得です。

 

てかかっこよすぎて涙出た

観て良かった!!!

 

 

説明、解説がほぼ無い

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AKIRAってなんなの?

主役って誰なの?

テツオはどうなるの?

シワシワの子供たちなんなの?

政府は何をしようとしてるの?

 

 

冒頭から主役は誰なの?とか、ここは何なの?とか、映像が突っ走って行くのに視聴者はついて行くだけになります。たぶん。

久しぶりにSFアニメを観たけどここまで説明のない映画ってあまりない気がします。

なんか最後の方に「実はAKIRAは・・・」とか誰かしら説明しそうじゃないですか。どんなことを企んだ結果なのか、とか詳細を語るキャラクターがいそうなものですが、この作品に限っては謎は謎のままです。

 

ゆえに原作を買うっていう・・・。

とりあえずなんかしら詳細が知りたくてたまらなくなってしまう・・・。

 

大体の映画(邦画、洋画含む)って途中らへんから誰かしらに感情移入出来たり「頑張れー!」とか「もう少しだー!」とか「危ない!!」とか並行感覚が生まれてくるじゃないですか。

ちょっとずつ世界に入りこめて、ちょっとずつ同化していく感覚があるというか。

やさしいというか。

視聴者に分かりやすく、入りやすくしてくれているというか。

そういうのが一切ないなあと思いました。

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あとこの二人、ただ立ってたり、遠目で出てくるとどっちがどっちか分からない。

なぜ同じ肌の色、同じ服、同じ黒髪、同じショートヘアなんだ。。。

ちょっと髪の毛が多いのとまつ毛のあるなししか違いが分からない。

 

 

 

 

BGMが秀逸

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動き出すおもちゃたち。

テツオをぶったおしにかかってきます。

それもキモ怖い感じで良かったんですが、なにより怖さを出しているのがBGMです。

 

カランコロンカランコロン・・・というBGMなんですけど、これ以外のBGMって人のひそひそ声みたいな「しぇしぇしぇ」とか吐息みたいな「はぁはぁ」というものがあって、そこもまたAKIRAかっこいい・・・と思う部分です。

 

本作に限らず映画とかアニメってBGMほんと大事ですよね。

私は悪人のサントラをスマホで聞いているんですが、人に言うと「サントラ聞く人っているんだね」とか言われることが多かったのですが、どうなんでしょう?

ちょっとダークな小説を読んでいるときに悪人のBGMとか聞くとかなりぞわぞわしてふぅうう↑となるんですが、そういうのあまりないんですかね。

 

このAKIRAのBGMめちゃくちゃ最遊記の三蔵×三蔵の戦いに合うなあと思いながら見ていました。

でもそう思う人がいるからMADって生まれるんだろうな~と思うので、やはりサントラは大事!!超!大事!!ですね!!!

 

 

 

衛星攻撃

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暴走したテツオを始末するべく、まさかの衛星からミサイルを撃つ展開に。

スペクタクルすぎないか・・・。

というか2時間じゃほんと無理ですね。

何が無理かって見てる私が超展開についていけない。

というのも性格的に「なぜそうなった?」という設定がどうしても気になる質なので、SOLもそうですが、冒頭から言っていた「東京オリンピック2020年」はなぜ出てきたの?それに絡んでいるんじゃないの?とか、ええ~!!っていう感じです。

 

映画とか音楽って決められた時間の中に詰め込まれているから、必要ないものは一切出てこないと思っています。

だから「なんじゃこりゃ」「意味わからん」と思うものにもすごく大切な意味が含まれているはずだ・・・!!と思って見たり歌詞を考えたりしちゃいます。

 

なのでテツオと金田の関係とか、三人の子供老人とAKIRAの関係とか、もっと知りたいよぉおおお!!と思いました。

 

というか凄すぎて言葉を失う、というか「あ、そういうことかぁ」と思えない作品でした。分かりやすくはないんですけど、意味不明というわけではない。

ただ簡単には捕えられないぞっていうのを感じました。

 

久しぶりにマンガ買ったなぁ。

この監督、「蟲師」の監督でもあった。

蟲師のアニメ好きだったな。

原作も途中まで読んでいたな・・・。社会人になってからめっきりマンガと疎遠になってしまいました。とくに長編のやつ。

ワンピとか銀魂とかブリーチとかいつの間にか手の届かないところに行ってしまったかのようです。

マンガ読みたいけど、マンガ読むと本読めなくなる(時間的に)し、マンガ読んだ後ってどうしてもその世界観に浸っていたくなるんですよね。

 

ひっさしぶりに凄いもの見ました。

自分が揺らされてグラグラされました。

あーマンガ読みたい!!!