≪内容≫
17世紀、パリ。飢餓に苦しむ市民をよそに、権力と贅沢に酔う若き王ルイ14世。前国王に忠誠を誓った四銃士たちはそんな現国王の姿に胸を痛めていた。やがて機は熟し、かつての四銃士は牢獄に閉じ込められている“仮面の男"を救出し、国家存続のために立ち上がる!
とりあえずレオの出てるやつは観よう、くらいの気持ちだったんですがこれが意外に面白くって・・・困ります。笑
真実が悪を解き放つ
伝説の三銃士に憧れてパリにやってきた青年・ダルタニアンが大人になって宮廷に仕えているお話です。なので、皆年寄りになってしまいました。
現王のルイ14世は貧困にあえぐ民衆に腐った食べ物を配給したり、自分が気に入った女を手に入れるため、戦闘の前線に女の恋人を送るよう指示したりする私利私欲の塊でありました。
女をとっかえひっかえして、気の向くままに三大欲求を満たしていた王ですが、王が戦争の前線に送ったのは三銃士の一人・アトスの息子でありました。
アトスは王に怒り心頭、ダルタニアンに怒りをぶつけますが、ダルタニアンは自分が王を説得すると言ってその場をおさめます。
しかし、ダルタニアンの助言も空しくアトスの息子は戦死してしまいます。
アトスは怒り狂い、残りの二人と共に牢獄に幽閉されている仮面の男を見つけ出し在る計画を立てます。
ずっと共に闘ってきた三銃士とダルタニアンに生まれた亀裂。
しかし、"たった一つの嘘"が狂わせたのは、一人の人間の人生だけではなかったのでした。。。
戦死したアトスの息子の恋人も、アトスからの手紙を読んで自死します。貧困に喘ぐ市民、王の私欲のために死んでいく兵・・・三銃士はなぜダルタニアンが現王の肩を持つのか不信がっていましたが、ダルタニアンにも誰にも言えない秘密があったのでした。
しかし、その秘密のために失われた信念も仮面の男の存在によって命を吹き返すのでした。
「三銃士」の中の一つだとは露知らず。しかし、やはり名が知れてる作品というのは本当に一瞬たりとも眠くなる時がなかった・・・。
とにかく剣が動くたびにガチャガチャ言いまくって隠密行動には向いていないな、と思ったので、華はないけどやはり忍者最強だと思いました。