《内容》
鬼才デヴィッド・リンチの娘、ジェニファー・リンチ監督最新作!猟奇殺人鬼に育てられた少年の衝撃的な運命を描く、スキャンダラスな監禁サスペンス・スリラー!!
いや怖すぎィ!
デヴィッド・リンチの作品知らなかったんですが、見たい見たいと思ってた「イレイザーヘッド」の監督だったので一気にわくわくしてきましたw
人を鬼にするのは人
母親と二人で映画を見た帰りに乗ったタクシーが向かったのは地獄だった。
大柄な運転手の男が、草原の中にぽつんと建った家に車を止め、母親をつまみ出していった。それからこの少年はラビットと名付けられ、男の殺しの手伝いをさせられることとなる。
ラビットは男が女を連れ帰りインターホンを鳴らしたら速攻でドアを開け、泣き叫び助けを乞う女性を無視する生活をしていた。
そうやって成長し青年になったラビットに男は教育を施そうとする。人殺しなどしたくないというラビットに、このままこうやって拘束されたまま生きていくのか!と激昂する男。
ラビットはそれから男が用意した人体に関する書籍を読み漁り知識を増やしていった。
そんなラビットについに殺人のステップが用意された。男が用意した女と二人っきりで部屋に閉じ込められたラビット。
女は恐怖に震えながら、したいならしていい、と懇願する。だが、そのあと必ず殺されることを知っているラビットはとある方法を思いつく…。
ラストはあまりにショッキングな事実でした。
たぶんもう多くの人のような生活には戻れないんじゃないかな、、、と思わせるようなラストでした。ほんと人の数だけ人生があるから、学歴がどーのーとかいう会話するのも普通じゃないんだよなぁ、と思ったのでした。
無念だったろうな、と思うとほんとやるせない。