《内容》
有能な精神科医ネイサンは、多重人格の少女エリザベスを診察した翌朝、彼の最愛の一人娘を誘拐される。冷徹な犯人たちは、「エリザベスが記憶している“ある番号”を聞き出せ。タイムリミットは午後5時だ。さもなくば娘を殺す」という謎めいた要求を突きつける。スキー旅行で足を骨折して動けない妻もまた、誘拐犯の監視下におかれ、ネイサンは警察への通報も不可能なまま、一人で戦うことになる。しかし、心を閉ざしたエリザベスは、必死のネイサンの要請にも、冷ややかに呟く。「絶対に教えない」ネイサンは限られた時間の中で娘を無事救い出すことができるのか? そして、謎の番号に隠されたショッキングな秘密とは?
久しぶりにスピード感のあるサスペンス見たなぁ。
こういうドキドキしながら見てるだけで楽しめるって2時間ほんとにストレス解消になる。
ヒーロー任命は唐突に
精神科医ネイサンは今日も悠々と仕事をこなし、愛する妻と娘の元へ帰宅。そのいちゃいちゃっぷりはアメリカ~ンというべきがなんか見てるこっちが恥ずかしいほどいちゃってた。
娘を寝かしつけ妻といちゃこいてる間に、ドアチェーンをちぎられ、娘は誘拐されてしまう。
ネイサンと妻は翌朝になってやっと娘がいないことを知り、犯人の電話によって誘拐の事実と取引内容を聞くのだった。
それは精神科にいるエリザベスから6桁の数字を聞き出すこと。
しかし、エリザベスの心は深く閉ざされており、有能なネイサンのあらゆる手にも乗らなかった。だが、自分の最愛の娘が誘拐され、助けるためにエリザベスが知っている6桁の数字が必要なのだと説得する。
犯人に追われていた過去の恐怖を思い出し、震えと涙の中でネイサンに過去を話し始めるエリザベス。
過去、エリザベスは父親と二人で犯人から逃げていた。しかし父親は捕まり線路に突き落とされた。その光景を多くの人が見ていたのに誰も助けてくれなかったのだ…と。
自分を守ってくれた父親が死に、自分の身を守るためにはずっと病院の中にいることだと信じていたエリザベスだったが、過去の自分のように父親の助けを待っている少女をいることを知り、病院から出て、6桁の数字がある場所へネイサンと向かうのだった。
スカっとするお話で、見てる間ノーストレスでした。こういう映画は何にも考えたくないとき本当におすすめです。