《内容》
自分が殺されまくる誕生日の繰り返しからようやく抜け出したツリーだったが、今度は恋人カーターのルームメイト、ライアンがタイムループのはまり、謎の殺人鬼から命を狙われることに。一度タイムループから脱出したツリーは、ライアンを助けるために殺人鬼の正体を暴こうとするが・・・
まさかの感動ストーリーになってるんだがw
パッケージと釣り合わないSF大感動ストーリーw
前作はこちら↓
終わりよければ死してよし?
「メス犬とヤったかぁ!?」と前作で恋人になる二人の部屋に入ってくるルームメイト・ライアンがタイムループにハマった。
意外と面倒見の良いツリーはやれやれと言った感じで、ループの解決方法を教えるが、実はこのライアンたち天才科学者の実験によりタイムループが発生していたことが発覚した。
問題を解決したいけど、そのためにはパターンを記憶する必要があった。
そこで科学者と別次元での恋人・カーターはツリーを生きる記憶装置としてすべてを記憶することを提案する。
「え・・・あたし殺人鬼に追われてるんだけど、殺されるんだけど・・・」
というツリーの「嘘だよね?」という疑問に
「自殺すればいい」
「殺されるよりマシじゃん?」と答える科学者たちと、「ほかに案あんのか?」と詰める別次元での恋人・カーターであったwツリーの強さに救われる全員w
そこからツリーはありとあらゆる死に方をし体もボロボロになるのだけど、それ以上にうれしいこともたくさんあった。別の次元ではすでに亡くなっていた母が生きていたり、仲違いしてしまった友人の問題に直面することができた。
すべてを欲しがって、すべて自分の思い通りにしたかった時をかけるビッチは、母からの愛を知り、初めて自分の行いを恥じたのだった。
ものすっごいハートフルストーリーになった本作。
だけどぶっとんでるのは変わらないw
やっぱ明るさって生きる上で武器だわw
これはすごいいい続編だった。なにがいいっていろんな誤解が解けたり、何より人の命が助かるところ。