《内容》
ギヨーム・ミュッソのベストセラー小説を、キム・ユンソク主演で映画化したラブストーリー。カンボジアを訪れた医師のハン・スヒョンは、赤ん坊の手術をしたお礼に過去に戻れる10粒の薬を受け取る。半信半疑で薬を飲むと、1985年にタイムスリップし…。
タイムループの恋愛ものって大体内容分かるのですが、そしてその感もたいてい当たってるのですが、それでも楽しい。
↑これが好きな人は好きかもなぁ。あと定番だけど、ときかけも。
愛は、時を超える。そんな感じかな、と思います。
愛の始まりと終わりを君に捧ぐ
主人公の医師・スヒョンは死の間際に、ある薬を飲む。
それは、カンボジアの孤児院で出会った老人からもらった過去に戻れる薬だった。スヒョンには忘れられない女性がいた。今いる世界にはもういない、愛する人。
薬はスヒョンを1985年の彼女がまだ生きている世界に連れていった。そこには若かりし頃の自分とその隣にいる愛するヨナ。
これから起きるすべてを知っているスヒョンは、ヨナを死から遠ざけることができた。だが、それは未来を変えることとなり、それは愛する娘・スアを失うことを意味していた。
複雑な家庭で育ち、子供を持つことに不安をもっていたスヒョンに対して、子供がほしいと、スアという女の子が生まれると言っていたヨナ。
ヨナが死んでしまった世界で、スヒョンは別の女性との間にできた女の子をスアと名付け育てた。
ヨナも大切だが、スアも大切にしたい、どちらも失いたくないスヒョンは、ヨナを救い永遠にヨナと会わない道を選択する。
これでスアとの生活もそのまま、ヨナの命を救えたと思ったが、過去の自分は自分を待っていてくれているヨナを切ることができず、会いに行ってしまう。
この選択により、スヒョンの娘・スアは消え、また死亡カルテにヨナの名前も記載されてしまうのだった・・・。
医師でありながら、本当に大切な人の命は救えず、その後悔を胸に残したままたくさんの人たちの命や人生を変えてきたスヒョンに訪れた奇跡。
たとえ一度失っても、あなたがそこにいてくれるなら、奇跡は起こるかもしれない。
人生とは、眠れないときに生まれるものなのです。